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トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団

回数第4回(第653回)
公演日3月19日(月)
開演時間19:00
会場東京文化会館 大ホール
アーティスト指揮:トゥガン・ソヒエフ
フルート:エマニュエル・パユ
曲目グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
ハチャトゥリアン(ランパル編):フルート協奏曲
チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」Op.20(抜粋)

充実を極めるソヒエフと手兵オーケストラが名手パユと魅力の協演。

名コンビの艶美な活力と名手の凄技に浸る一夜  柴田克彦(音楽評論家)

 今回は、色彩感と生気に溢れたオーケストラ音楽を堪能するコンサート。スター・ソリストの名技も華を添えます。
 トゥールーズ・キャピトル国立管は、前身を遡れば1737年にまで達するフランス屈指の名楽団。1968年から2003年まで音楽監督を務めた名匠プラッソンによって国際的な名声を高め、数々の録音を通じて日本でも多くの支持を集めました。その南仏独特の個性をさらに発展させたのが、2005年から音楽アドバイザー、2008年から音楽監督を務めるトゥガン・ソヒエフです。1977年ロシアに生まれた彼は、2001年にフィル・ハーモニア管を指揮して大成功を収めて以来、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、シカゴ響やN響などへの客演で絶賛され、ベルリン・ドイツ響(2016年まで)、ボリショイ劇場の音楽監督も兼務している引く手数多の敏腕指揮者。当楽団とのコンビでは、パリの楽団以上にフランス的な色彩感と、彼のもつ劇的な振幅やエネルギーが融合した、輝かしさと躍動感漲る音楽を展開し、新たな黄金時代を形成しています。彼らは3度の来日公演でも絶大なインパクトを与えており、中でもラテン的情熱とロシア的濃度を合わせ持った「シェエラザード」は、オーケストラのライヴの醍醐味満点の忘れ難い快演でした。
 本公演には、ベルリン・フィルの首席奏者にしてフルート界のトップスター、エマニュエル・パユも出演。有名なヴァイオリン協奏曲を巨匠ランパルが編曲した大規模な難曲で、民族色と息もつかせぬ凄技満載のハチャトゥリアンの協奏曲を、現役最高の名手がいかに聴かせるか?大いに注目されます。そしてチャイコフスキーの「白鳥の湖」は、ありがちな組曲ではなく、ソヒエフが管弦楽の見せ場を全幕から独自に抜粋した約45分の充実版。彼は2016年にN響定期で披露し、華麗かつ劇的な快演で大喝采を浴びました。それゆえ手兵が艶美な色を加える今回は必聴の演目。10年来の名コンビのカラフルなサウンドを存分に満喫しましょう!